大切な地球の為にリサイクルについてもっと知りましょう。

リサイクルの現状

品目ごとのリサイクル状況

古紙

1990年の世界全体の紙の消費量は2億3千2百万トンで一人当たりの平均年間消費量は約45kgで米国の311kg、スウエーデンの231kg、日本の228kgと続いております。

日本は1989年の統計で回収率=48.2%、利用率=50.3%でともに世界第一位です。古紙の再生は離解、除塵、インク、漂白の4工程からなりますが、これらの技術の進歩で、代表的な再生紙である段ボール,トイレットペーパーと新聞紙などは古紙を含まないものと殆ど遜色有りません。

カーボン紙、ノーカーボン紙、ビニールコーティング紙、ラミネート紙、感熱紙などは禁忌品と言われ再生紙の品質を低下させますので、家庭での古紙の排出に際してはこれらが混じらないように注意する必要があります。

牛乳パックの紙は上質紙なのですが現在は回収はされても利用率はそれほど高くありません。
洗浄が不充分で牛乳が腐ったまま排出されるからですので、よく洗浄して乾燥させてから排出することが必要です。

古紙は主に次のような製品にリサイクルされます。

段ボール→段ボール

雑誌→ボール箱・雑誌

新聞紙→新聞紙・雑誌・段ボール

紙パック(アルミ使用は除く

ガラス瓶

ガラス瓶は、ビール,一升瓶、コーラのように回収、洗浄してそのままリサイクルされる「リターナブル瓶」と果汁、ドリンク、などのように回収した後そのまま使わずに細かく砕きガラス屑、いわゆるカレットにしてガラス瓶の原料として再利用(リサイクル)される使い捨ての「ワンウェイ瓶」に分けられます。

1992年にはビール瓶の使用量は約60億本で97%、一升瓶は84%、コーラ瓶95%と高率で回収されております。

以前、キリンのシェアが50%を越えていた時はキリンだけは「キリン」、他3社は共通に「ビール」の文字が瓶に表示され二つのルートで回収されておりましたが最近はどうでしょうか。

ビールの大瓶で平均12.5回使用されるのも、瓶自体の強度も増している上に自動外観検査装置の発達によるものと考えられます。

ガラスの色の成分はガラスの構造中に入り込んで消えることは有りませんので、「ワンウェイ瓶」のリサイクルでは元の状態にに再生することは出来ません。

そこで、無色、茶、青緑、黒の4色に分類しこれらの色に近い用途にカレットとしてリサイクルされます。

日本でのカレット使用率は55%を越えておりますが、全て新規原料で調合するよりもカレットを1/3程度混入する方が品質が安定することも関係していると思われます。

アルミ缶

リサイクルの中では最も効果の大きいものです。
その理由はアルミを鉱石から作るのに膨大な電力を必要とするからです。

350mlのアルミ缶1個に400wh(100wの電球を1時間点灯できる電力量で10円程度の電力料金に相当する)の電力が使われておりますので、アルミ缶が捨てられていたら10円玉が捨てられているのと同じです。

現に、2001年度に回収されて地金として再生されたアルミ缶234,522トンは、ボーキサイトから新たに地金を作る場合に比べて、29.92×109MJのエネルギーの節約になります。 

これは電力量に換算すると46.6億kwhになり、1都4県(東京都、神奈川県 、埼玉県、千葉県、栃木県)1,579万世帯の1ヶ月分の使用電力(1200億円)にほぼ相当します。 我々の町内会で役員が慰安旅行に出掛けられるのもアルミ缶の売却によるところ大です。平成12年度のアルミ缶リサイクル率は82.8%、CAN TO CAN率も67.8%と高率になっております。

スチール缶

スチール缶もアルミ缶同様に飲料用に使われますが、日本では年間、スチール缶で280万缶、アルミ缶が120万缶程度と推定されております。

ビール、ソーダ、コーラ等では炭酸ガスの圧力が内部からかかるためあのように薄くても凹んだりせずに形が保てることからアルミ缶、コーヒー、紅茶、日本茶、ウーロン茶、ジュース等の非炭酸系飲料では内部から圧力が掛からないのであり程度の強度を要求されることからスチール缶が使われております。

因みに米国では炭酸系飲料が多いので日本とは逆にアルミ缶の方が多く、欧州では何故か、ガラス瓶の方がスチール缶、アルミ缶より多いのです。
これも食文化、自販機の普及率の違いによるものと想われます。

PETボトル

PETボトルは最近、飲み物と醤油、酒等の用途を中心に急激に伸び、年間40万トンも使われておりますが、リサイクル率は低く25%程度に留まっております。

理由は家庭からの分別排出が少ない、塩ビボトルと混同される、洗浄が不充分、等の理由でリサイクルの採算が合わない場合が有るとの事情によるものと思われます。
もし、アルミ缶のように有償で引き取ることにすれば回収率は上がるでしょうが、逆に有償支払い分が採算を悪くしてリサイクル率は上がらないかも知れません。

従って、ここは主婦のみなさんが、識別表示に基づいて塩ビボトルと区分し、よく洗浄して蓋を取ってから分別排出されることを期待するしかないと思われます。

プラスチック

プラスチックスには、熱を加えると軟化・流動し冷却すると固まると言う熱可塑性を利用して成形される熱可塑性樹脂と、熱を加えると流動状態から徐々に硬化する熱硬化性を利用して成形される熱硬化性樹脂の2種類が有り、それぞれ1280万トンの総生産量の84%、16%を占め、更にポリエチレン(PE)系(=23%)、ポリ塩化ビニル(PVC)(=17%)、ポリプロピレン(PP)(=16%)、ポリスチレン(PS)系(ABS、ASを含む)(=24%)は総生産量の80%を占めております。

包装容器用のプラスチックスは、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、アクリルニトリル・スチレン(AS)の9種類で99%以上を占めております。

しかし、再生品としてリサイクルされるのは、前述のPETボトルを除けば食品包装のトレーなどに発泡スチレンとして使われるポリスチレン(PS)のみです。

理由は不純物が殆ど無い上、無地でないと再生が難しいからです。

また、例え不純物が殆ど無く無地でも製造会社が違ったり、同じ製造会社でも銘柄が違うと再生品の品質が悪くて使い物にならないので、PETとPS以外では再生リサイクルのシステムは確立されていないのが現状です。

従ってこれ以外のプラスチックスは焼却もしくは埋め立て用として処分されることになりますが、それにも実は問題が山積しております。
まず、最も量的に多いポリエチレンは燃焼時のカロリーが大きいため高温になり焼却炉の炉壁が損傷すると言う問題、ポリスチレンは燃焼時に黒煙が発生すると言う問題、ポリ塩化ビニルは燃焼時にダイオキシンが発生しやすいとの問題等が有り、当初燃えるのに燃えないゴミとして扱われてきました。

しかし、最近はポリエチレンに塩化カルシウムを入れてカロリーを減らしたり、黒煙除去装置を設置したり、高温燃焼でダイオキシンの発生を押さえたりすることで、燃えるゴミとして扱われるようになりました。

ポリエチレンはエチレン、ポリプロピレンはプロピレンと、それぞれモノマーの単位まで分解・精製すれば再生できますが、逆に石油から分留した方が低コストで得られますので再生リサイクルする意味が有りません。
しかし、家庭で分別排出を徹底すれば有効な燃料としてリサイクルできる道が開かれますのでやはり、分別排出する意味は有ると思います。

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Last update:2017/8/17


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